


作品を焼くとき使う釉薬、
そのままでは濁った発色になるので 、洗う。
お米とぎみたいに洗う。
とぎ汁は別容器に開け、すると
容器の底に濁りの沈殿物が溜まる。
洗って澄み切ったスター釉薬と
洗いカスの黒子の釉薬。
スプーンですくうと
使った釉薬の歴史が
年輪のように現れる。
それは自分の制作過程の足跡ではあるけれど、
作品とはまたべつの、
美しく神秘、そして、
テツガクな世界があるような、
そんな気がしてくる。
ツブコの茶店 ツブ家の壁の人々
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Author:デジカメ丸
伝統芸道修行中。
別館のHPツブコの茶店http://plaza.rakuten.co.jp/tubuko/“毎日必ず”upに挑戦中です。